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研究科長メッセージ

三重大学大学院教育学研究科で、教育研究を深めませんか。

教育学研究科長
鶴原 清志

研究科長

 今日の日本社会は、今後さらに少子高齢化が進んでいくことが示されており、教員養成学部並びに教育学研究科は、そのあり方について岐路に立たされております。その中で教員養成の質の高度化は重要な課題であるとともに、学校教員には従来にも増して専門的な知識と実践力が必要とされており、教員研修の充実も重要な課題となっています。
 このような社会的要請に対応するべく、本教育学研究科は平成29年度から、二つの専攻(教育科学専攻と教職実践高度化専攻)を持つ研究科となりました。教育科学専攻には従来通り五つの教育領域(学校教育領域、特別支援教育領域、人文・社会系教育領域、理数・生活系教育領域、芸術・スポーツ系教育領域)がありますが、それぞれの領域に二つのコースが置かれることになりました。一つは教育開発コースで従来の修士課程を継承しています。もう一つは教職実践コースで、現職教員が働きながら学修できるように、夕方から夜間の時間帯で授業を履修できるコースを設けました。また、このコースには教育現場における教科の授業内容について研究を行う科目を新設しました。
 平成29年度に設置された教職実践高度化専攻には、学校経営力開発コースと教育実践力開発コースが置かれています。前者は県教育委員会等から派遣される現職教員を対象としており、学校において指導的役割を担う人材の育成を目指しています。後者は大学新卒学生を対象として教職に関する実践的な専門性や高度な実践力を身に付けることを目指しています。
 これによって本研究科は、新卒学生並びに現職教員に対して、教科や各領域の専門性をより深めたり、教育科学の学問をより高度に学習すること、また学級・学校経営や生徒指導をより深く研究することのできる研究科として進んでいくこととなりました。
 そして、教育学研究科においては、教員専修免許状を取得することができます。また働きながら学ぶことができるように、教育科学専攻には3年から4年をかけて修学し、修士学位や教員一種免許状を取得できる長期履修制度も設けています。教育学研究科は修了後、教職や教育関係の職種に就いて活躍する人が多く、本学や他大学の大学院博士課程に進学するなど教育研究に携わる人もいます。また今まで県内各地の教育現場から本研究科に派遣された現職教員については、高度専門職業人として教育における指導的な役割を果たしています。
 子どもたちの「確かな学力の向上」、「健やかな身体の育成」、「豊かな社会性の涵養」など、大学卒業後も教育に関する専門的な研究を進めたい方、学校現場での教職経験を活かしてさらに専門的な深く広い視点からの教育研究を進めたいと願っている学校教員の皆様、ご入学を心からお待ちしています。