広い教養と高い専門性をもつ教育者を育てます。
教育学部長・教育学研究科長
鶴原 清志
教育学部は、良識ある社会性と豊かな教養を身につけ、多様化・複雑化する今日の教育的課題に対して、適切かつ柔軟に対応できる質の高い職業人の養成を教育目標としています。そのため、教科や教職に関する高い専門的知識を身につけるための教育環境を整備・充実させるとともに、人文・社会科学、自然科学、芸術、体育などに関する幅広い教員を配置しています。また、本学部は平成28年度から学校教育教員養成課程(定員200名)となりました。さらに、平成30年度入試より三重県南部地域の推薦入試を実施しておりますが、令和3年度入試より三重県全域の推薦入試を実施する予定です。教員を志す人は、ぜひ本学部に入学してください。
教育学部は、これまで一貫して資質の高い教員及び職業人を三重県内外に送り出してきた歴史と伝統のある学部です。そして、教育・研究・実践の実験校として4つの附属学校園(幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校)と附属教職支援センターがあり、学部・大学院と一体になって教員養成・研修を通じて、新しい教育への取り組みを広く発信しています。大学院においては、令和3年度から教職実践高度化専攻(教職大学院)の1専攻に完全移行する予定です。そのことによって、教職大学院でも幼児教育や教科教育、特別支援教育の学修ができるようになります。また、本学部に隣接した諸学校園と連携協力して、学部学生・大学院生の教育実践力を高度化し支援する取り組みを進めるなど、地域に貢献する学部となるべく取り組んできました。さらには、海外の大学と連携して、語学研修や交換留学などによって教育環境を充実させ、国際社会に貢献する学部としても力強く発展しています。