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修了生の声

私は三重大学教育学部人間発達科学コースを卒業し、その後大学院に進学しました。学部時代は、心理学や教育について、幅広く学ぶ中で協同学習に興味を持ち、卒業論文は協同学習をテーマに執筆しました。大学院でも、引き続き協同学習についての研究を行っていきました。将来国語科の教員になることを目標としていたので、文章読解に焦点をあてた協同場面についての研究を行いました。実際に地元の中学校に通い、授業に参加したり、学会発表の場をいただいたりと、大学の外に出て学ぶことで多くの経験を積むことが出来ました。教員になってからは、毎日の授業や、生徒指導など、慌ただしい毎日が続いていますが、授業や生徒との関わりの基盤の多くは、大学院時代に学んだことだと思います。じっくりと学ぶことのできる2年間は、とても貴重な時間でした。三重大の先生方は、とても親身になってサポートしてくださったので、充実した2年間を過ごすことができました。 (学校教育 平成25年度修了 M.N.)

私は大学を卒業して三重県内の特別支援学校の教諭として勤務していた時、県教育委員会からお話を頂き、現職派遣の大学院生として学ばせていただきました。教職歴も15年となり、授業や学級運営のノウハウが蓄積されながら、日々の教育実践に何かが足りないという思いを拭いきれずにいた時期でした。大学院の2年間で多くを学び充実した時間を過ごしました。自分の研究に加えて様々な講義や演習を受けて単位を取る必要がありました。演習のほとんどは少人数で構成されているので毎週の予習・復習は欠かせません。毎日図書館や院生室に遅くまで残ってレジュメの作成などを行いました。私が大学院で学んだことは、「理論と実践の往還」です。現職教員として実践してきたことが大学院での講義や演習の内容と結びついたとき、本当に学び続けることの大切さが分かりました。先生方の温かいご指導と仲間の支えや刺激によって学んだ2年間の多くの賜物を、今後の教員生活に生かしていきたいと考えています。 (特別支援教育 平成27年度修了 K.K.)

私は他大学から三重大学教育学研究科に進学しました。学部生の時は、文学部で日本語学を専攻し、言語学や文化などを学び、卒業論文では、出身地である三重県内の方言調査を行いました。教育についてもっと学びたいという思いと、卒業論文よりさらに焦点を絞った調査研究をしたいという考えから、三重大学教育学研究科に進学しました。大学院での学びは数えきれず、教育について学びたいという私の願いは、十分に叶えられました。授業は、少人数で、思う存分語り合い、思考し、議論することができました。同じ専攻の同級生は、現職の高校教諭の方と、中国人留学生の方でした。私にとって、現職の方のお話を伺えたことや、留学生との交流は、貴重な経験となりました。現在、三重県の公立高校の国語科教諭をしています。大学院での経験が活きており、進学して良かったと思っています。 (国語教育 平成21年度修了 T.K.)

私は、三重大学人文学部を卒業し、金融機関で数年働いた後、教員になるために同大学院教育学研究科に進学しました。経済学を専攻した学部時代には、経済の仕組みを理論的に学び、ゼミの演習では、貧困や少子化など社会問題の原因について考える機会を得ました。大学院では、経済活動に携わった経験を踏まえ、経済教育のあり方について研究しました。経済教育における倫理の問題、実践方法など多くの課題に直面する度に、指導教員や、多くの先生方のご指導をいただき、論文を執筆し、学会で発表することができました。また歴史学、政治学、地理学など専門領域を広く深く学び、それらの知見を社会科授業にどう活かしていくかを、他大学院生と交流しながら、視野を広げていきました。現在は、中学校の社会科教員として、教材研究に取り組む日々ですが、教育学研究科で培った経験を、社会科教育に活かしていきたいと考えております。教育実践の質を高めたいと考えている方にとって、教育学研究科は自分自身の可能性を広げる、良い学びの場になることと思います。 (社会科教育 平成26年度修了 Y.O.)

私は三重大学生物資源学部在学中に中学校教員を志し、卒業後、三重大学教育学研究科の長期履修コース(大学院に在学しながら3年間で中学校教員免許状を取得可能)に入学しました。大学院では、理科の授業展開に注目した研究を進めました。担当していただいた教授からは、学術的な指導はもちろん、人間性についての指導を受けることができ、かけがえのない時間を送ることができました。また、地域の研究会や学会、三重コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成プログラムを通して多くの人と出会うことができたのも貴重な経験でした。これらの経験は、三重県内の中学校教員として働いている現在にもつながっています。例えば、授業展開について研究した経験をいかして、「帰納的・演繹的、どちらの展開が望ましいか」考えて授業をデザインしています。そして、不安や葛藤が生じたときに相談することが出来る仲間(在学中に出会った人々)が学校の外にもいることは、私の支えになっています。大学院在学中に得た「つながり」は今でも私の宝物です。 (理科教育 平成25年度修了 Y.H.)

三重大学教育学部から大学院へ進学し、教員免許を取得していた私は、非常勤講師として小学校にも勤務していました。ボランティアではなく、責任ある立場での勤務は、大学院生だからできる経験でした。それだけではなく、2年間で3回、授業研究会として学校内外の先生にマット運動の授業を見ていただく機会までもらいました。少しでもよりよい授業になるためにと、現場の先生との検討に加え、体育科教育学、取り扱う運動の専門的知識、発達論、運動学など、学部・大学院の授業で学習した内容とつなげながら授業を考えたことをおぼえています。そして、実践をもとに、器械運動の内容構成に関する修士論文も作成しました。大学と学校現場を行き来し続けた2年間の学びと経験は、その後、小学校教諭として働くときの軸となり、人とのつながりは、悩んだ時の支えとなりました。現在は、大学教員として働いていますが、大学院時代からつながりのある先生との実践的研究は、今も継続して行っています。 (保健体育 平成21年度修了 K.T.)

私は三重大学教育学部在学中に音楽を通して、病院や県内の教育現場で様々な人とかかわりました。そこで、理論を学び「根拠のある実践がしたい」、「その場で起こったこと、その場にいる人たちの変容を伝えられる人になりたい」と思い大学院を目指しました。大学院では、就学前の子どもとの実践や、病室での音楽活動について学会で研究発表をしたり、査読論文を投稿したりしました。しかし、その場にいない人にその空間を想像してもらうことの難しさを感じました。そんな中、「課題研究」の授業で研究室の先生や仲間と意見交換を繰り返し、音楽とそこにいる人達が作る空間の果たす役割は何かを追求したことが、修士論文の執筆においても大きな支えとなりました。現在は、県内の特別支援学校教諭として音楽の授業を担当しています。「発達に応じた内容」「成長する先を見据えた指導」「芸術性のある教科」といったことを常に意識して取り組んでいます。大学院時代の学びが今の私の授業に反映されています。 (音楽教育 平成20年度修了 N.H.)

私は、東京の大学を卒業後一般企業に勤めており、教育とは無縁でした。ある時、対話型鑑賞の本に出会いその教育的意義に感動し、対話型鑑賞について研究したいと考えました。そこで、教職課程を取りながら学べる三重大学教育学研究科に進学することを決め、芸術・スポーツ系領域美術分野に長期履修生(三年間)として入学しました。美術コースは、先生方と学生の距離が近くて居心地がとても良く、研究に集中することができました。県内外の美術館を訪問し様々な鑑賞教育を調べると同時に、VTSの提唱する対話型鑑賞について原本を読み解くうちに、対話型鑑賞は教育現場でこそ発揮するものだと考え、教職への思いがより強くなりました。修了後は、三重大とのつながりを考え、地元ではなく三重県の小学校教員として勤めることにしました。各教科の教材研究に多くの時間を費やしていますが、時間を見つけて鑑賞教育に取り組んでいます。大学院での三年間は新しい人生においてかけえのないものとなりました。 (美術教育 平成27年度修了 N.Y.)