プロジェクト概要
新学習指導要領において、「情報活用能力」が学習の基盤となる資質・能力と位置付けられ、その能力を教科等横断的に育成することと、育成のために必要なICT環境の整備すること、そしてそれらを適切に活用した学習活動の充実を図ることが示され、教育の情報化に関わる内容の一層の充実が求められています。このような中、令和3年度より1人1台端末、高速大容量のネットワーク環境が整備され、学校の教育環境も大きく変化しており、今後はこの教育環境を基盤とした教育研究が喫緊の課題となっています。
しかしながら、全国的にも一部の先進校や地域で「教育の情報化」に関する実践が展開されているものの、いまだ情報活用能力の育成方法や、教師のICT活用指導力向上、そして校務の情報化について課題も多いのが現状です。例えば、情報活用能力の評価方法などについては研究途上であり、教員研修の効果検証も十分に行えていない課題もあります。
そこで、本研究プロジェクトでは、三重県内の学校及び教員、教育委員会および本センターの3者が協働し、三重県の「教育の情報化」に関わる教育研究を通じて、児童生徒の情報活用能力の育成、各教科等における教師のICT活用指導力の向上、校務の情報化による教育の質向上に取り組んでいます。
取組内容
- 児童生徒の情報活用能力の実態調査と評価法に関する教育研究を展開しています。
- 「教育の情報化」に関する研修機会として定期的に「教育の情報化セミナー」を開催しています。
「教育の情報化セミナー」開催記録
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